3月11日、マグニチュード9の大地震に伴う震度7の揺れと日本全国を襲った津波により、一瞬にして多くの人の命を奪った東日本大震災。それは人々に今でも深い傷跡を残しました。
そんな東日本大震災ですが、真珠にも被害をもたらしていたのです。そこで今回は東日本大震災の真珠被害について語っていきましょう。
(注意)本記事では東日本大震災を扱います。当時を思い出す方や苦手な方は閉じるボタンやブラウザバックを推奨します。
東日本大震災に伴う津波は東北の太平洋沿岸で40mの津波が到達したほか、日本の沿岸各地で観測されました。
その津波は三重県にも1m以上の警報クラスの津波が到達し、真珠の養殖場が次々と流されて行ってしまったのです。
さらには、急な海面の変化により、アコヤガイも次々と死んでしまいました。これにより、養殖業の廃業を決めた人も少なくなかったんだとか。その被害総額は270万円だったようです。
東日本大震災の津波はまさか、三重県の真珠養殖場にまで及んでいたなんでびっくりです。
しかし、それにもめげず、頑張る人もいます。そして、今、復興を遂げた養殖場があるのです。
超巨大地震の津波は近くの物だけでなく、遠くのものまでを流してしまうなんて非常に怖いです。南海トラフ地震に対しても備えが必要ですね。