この前、youtubeをあさくっていたところ、なんと昔の真珠の養殖のビデオが出てきたのです!!昔の真珠養殖法は今と比べ、かなりの違いがあったようです。そこで、今回は昔と今の真珠養殖を比べてみましょう。
今は4月から5月に稚貝を海に出します。
ところが、昔は7月から8月に稚貝を海に出していたのです。
次に今は筏から海中に吊す方法で育てていたのですが・・・
昔は貝を海底に沈めて海女さんが育てるという方法でした!!
元々、アコヤガイは岩礁域に生息する貝ですからね。しかし、貝掃除をするときは大変だったでしょうね。
そして、次は核入れですが今の核入れは機器を使って貝を固定して両手を使っておこなれますが・・・
昔は片方の手で貝を固定し、もう片方の手で核を入れていました!!
そして、貝掃除では今は貝の入ったネットを機械に入れて行いますが・・・
昔は貝の入った箱を機械に入れて掃除していました!!
今も昔も大きな貝掃除はすべて手作業です。
浜揚げも今は身ごとまとめて取り出しますが・・・
昔は身の中から手探りで探し出していました。
以上が養殖真珠の今と昔でした。今は養殖期間が4年で大粒が多いですが、昔は6年もあり、小粒が多かったそうです。しかし、今も昔も真珠のその輝きは健在です。