真珠、時々パワーストーン

真珠を中心にパワーストーンや手造りアクセサリーなどを紹介したいと思います。僕の夢は真珠で日本を救うことです。真珠が愛と調和の宝石になれるように努力します。

中秋の名月と真珠

昨日は中秋の名月でしたよね。綺麗な真ん丸お月さまでした。

ところで、なんだかお月さまと真珠って真ん丸な所が結構似ていますよね。そんなわけで、今回は月と真珠のつながりについて述べたいと思います。

 ご存じの通り真珠は別名「月の雫」と呼ばれています。しかし、真珠が月と同じ真ん丸な形になったのは明治時代に御木本幸吉さんが養殖に成功してからの事。それまでは真珠の形はいびつで、月のように真ん丸な形ではありませんでした。

では、どうして養殖真珠は月の様な真ん丸な形になったのでしょうか。

その理由は貝にダメージを与えないようにするためです。四角形や三角形など角がある核だとどうしてもその角で貝にダメージを与えてしまいます。そのためダメージを受けにくい丸い形が一般的になったのだと思われます。

また、日本人は古来から何かをするときに自然の物を見立てる風習がありました。古来から月を愛してやまなかった日本人は真珠を養殖するとき、真ん丸な月に見立て、丸い形で養殖したのではないかと思います。

もし、真珠養殖の成功が日本ではなかったら真珠の形は全く別の形になっていたに違いありません。そう考えるとなんだか有難いなと感じます。

いつの時代も真ん丸な月は日本人の誇りですね!!