こんにちは。2日間熱を出してしまい、無念の会社休みとなってしまいました。それはさておき、今回はある真珠について解説していこうと思います。その真珠とは・・・
ロンドンの銀行家ヘンリー・フィリップ・ホープが所有していた、世界で有名な真珠であるホープ真珠です!!現在は英国自然歴史博物館に展示されており、その大きさは11.43×5.08cm、重さは1800グレーンの細長いドロップ・ウオーター型で450カラットもあります。ちょうど、手の中にすっぽりと入る大きさですね。ホープといえば呪いのダイヤモンドで知られるホープダイヤモンドで有名ですが、実はホープ氏はダイヤモンドよりもこの真珠を大事にしていたみたいです。上にはダイヤモンド、ルビー、エメラルドなど、数々の宝石が付いた豪華な王冠がのせられており、別名「真珠の女王」と呼ばれています。真珠としては息をのむほどの大きさです。天然真珠であり、あまりの大きさゆえに母貝に付着して採れたみたいで母貝から切り落とした跡があるようですが、磨き上げているのでほぼ、わかりません。では、このホープ真珠の母貝は一体何だったのでしょうか・・・当時の所有者がこの真珠を鑑別に出した所・・・
なんと、その真珠の母貝はクロチョウガイだったのです!!しかも、ペルシャ湾、インド洋に生息するクロチョウガイから取れたものでした!!しかし、あの大きくて黒い真珠を作るクロチョウガイがまさかこんな非常に大きな真珠を生み出していたとは・・・びっくりです!!真珠の世界って本当に奥が深いですね!!
