真珠を養殖する際、手術の時に蝶貝類の中に外套膜とともに入れる核。では、真珠の核とは一体何なのでしょうか。
言い換えれば養殖真珠の足場になるものです。外套膜は真珠核を足場にして包み込み、真珠を作ります。これが、養殖真珠の原理なのです。では、真珠核は何から作られているのでしょうか。
真珠核は貝殻から作られています。しかもアメリカのミシシッピー川に生息しているイシガイやドブガイなど貝殻が分厚い二枚貝から作られます。まずは貝殻をさいころ状に切り、やすりなどで研磨して丸くします。こうやって真珠核は作られているのです。真珠核は主に淡路島で作られています。
真珠の形は真珠核で決まるといっても過言ではなく四角い真珠核を使えば、四角い真珠ができます。また、真珠核は貝殻でできていますので真珠層と同じ、炭酸カルシウムで構成されていますので真珠のほとんどは同じ物質なのです。
以上が真珠核についてでした。真珠核の事ついて知ると職人さんの苦労が見えてきますね。真珠をもっと大切にしようと思います。