美しい真珠をはぐくむアコヤガイ。
そんなアコヤガイですが、いったいどんな餌を食べているのでしょうか？
今回はアコヤガイの餌について語っていきたいと思います。
基本的にアコヤガイは，海水中の植物プランクトン、特に珪藻類をエラでろ過して食べています。また、場合によっては生き物の死体などの有機性懸濁物も食べるようです。
そのため、アコヤガイなどの貝類を養殖する場合は魚とは違い、天然の生産系から供給されるので、無給餌でも大丈夫なのです。しかし、稚貝の場合は水が濁ってしまうと全滅してしまう可能性ああるため、稚貝の水槽に餌をやる場合は慎重に行わなければなりません。また、リアス式海岸で山から海へ流れ出る水が少ないとプランクトンは育ちにくいため、毎日のように天気とにらめっこしないといけません。この稚貝の段階で慎重に育て、天気とにらめっこしているからこそ、僕たちが真珠を手にすることができるのです。まさに真珠養殖は苦労と慎重さがあるのです。
以上がアコヤガイの餌でした。アコヤガイは以外にも小食派で草食なんですね。僕もアコヤガイみたいに野菜中心の生活でもしたいですね。
