これからは真珠の時代が来そうです!!
今日、高島屋で行われたジュエリーバーゲンに行ってきたんですが、そこで驚きのニュースが飛び込んできました!!
ダイヤモンドの価格もバブルの大崩壊
なんと、ダイヤモンドの価格のバブルが崩壊してしまったらしいです。理由としてはダイヤモンドを独占していたデビアス社がアフリカとロシアでの採掘をコントロール出来なかったため価格が暴落したものと思われます。では、デビアス社とは何なのか。なぜデビアス社が市場を独占しているのか?を説明したいと思います。
デビアス社とはロンドンに本社を置くロスチャイルド系の企業で1880年に設立されました。ダイヤモンドの基準である4Cを作ったのもこのデビアス社です。実は婚約指輪もデビアス社の宣伝らしく、ダイヤモンドの価値を採掘から販売まで一元管理することで守ってきました。そして、産出したダイヤモンドを一括買い上げて、余分なダイヤモンドが出回らないようにし、業者が異議を唱えることができない仕組みを作り、ダイヤモンドの90%を支配してきたのです。まるで宝石界の絶対王政そのものですね。
ところが、2000年代に入るとそのデビアス社のダイヤモンド支配が徐々に崩壊していきます。理由はアフリカ地域の紛争ダイヤモンド問題と「BRICS」の台頭です。
2000年代にダイヤモンドで武器を購入するといういわば紛争ダイヤモンドが国際問題になり、各国はダイヤモンド規制を敷きました。さらに2010年代に入るとロシアや中国、ブラジル、インド、南アフリカで構成される対西側勢力である「BRICS」が台頭をし始めます。当然、デビアス社は西側ですから、ダイヤモンドの産出国であるロシアと南アフリカと敵対することになり、ダイヤモンドが手に入らなくなってしまいました。結果、採掘をコントロールできなくなり、ダイヤモンドの価格が暴落、デビアス王政は崩壊してしまいました。
ここから言えることはダイヤモンドは恐怖と独占、嘘、紛争の宝石と言えます。しかし、真珠は違います。1893年に御木本幸吉さんが養殖に成功して以来、1つ1つの貝を職人さんが愛情をこめて育てるため、愛と多様性、真実、平和の宝石と言えます。
ダイヤモンドで人を殺める武器を買う紛争ダイヤモンドと言えるようにダイヤモンドは血に塗られた宝石です。それに対して真珠は職人さんが愛をこめて貝を育てるため、愛がこもった宝石なのです。
これからは愛と平和の宝石である真珠の時代です!!