みなさんは知らない方も多いと思われますが、本日は「ルースの日」です!!8(はだか)14(いし)という語呂合わせらしいですよ。そこで今回は真珠の無穴について説明します。
南洋真珠はルースで販売するとき、穴が開いていないのが多いですがアコヤ真珠の場合は穴が開いている状態で販売されていることが多く、アコヤ真珠で無穴は珍しいです。では、どうして無穴のアコヤ真珠は珍しいのでしょうか。
その理由の一つに色があります。無穴のアコヤ真珠ですと黄色さが多くなります。それを少なくするために穴を開けるようです。
そして、次の理由は調色をしやすくするためです。真珠の加工をする際、穴が空いている状態の方が色が入りやすい等の事情があるようです。そのため、無穴でしたらかなりの確率で無調色になるのです。
次の理由は重さを軽くするためです。真珠は重さで値段が決まるため、少しでも安くするため、軽くするために穴を開けるようです。
以上が無穴のアコヤ真珠が珍しいかです。アコヤ真珠はこれらの理由から穴を開けられることが多いため、無穴のアコヤ真珠は真珠コレクターにとっては収集の対象です。
僕からしてみれば穴の開いた真珠は半分に切ったいちごやミニトマトと同じ感じです。また、無穴の方が真珠の力をダイレクトに味わえます。そのため、僕は真珠の無穴を集めているのです。