真珠、時々パワーストーン

真珠を中心にパワーストーンや手造りアクセサリーなどを紹介したいと思います。僕の夢は真珠で日本を救うことです。真珠が愛と調和の宝石になれるように努力します。

生け花と仏教の関係

今日、生け花展に行ってきました。実は僕、真珠以外にも生け花に興味を持っていますがなかなか花材を採取しに行く時間がなく、できずじまいでした。

ところで、生け花と仏教は切っても切れない関係にあるのです。そこで今回は生け花と仏教の関係について語りたいと思います。

引用元 https://www.maff.go.jp/j/seisan/kaki/flower/f_arrange/161101.html

生け花の原型は飛鳥時代に生まれました。日本に仏教が伝来し、仏教の風習であった仏花である蓮の花を供える風習を日本では季節の花にしたという影響したのと思われます。また、神を招くために昔から高い樹木などに花を飾って習慣があったことも一因として挙げられます。

引用元 https://www.shokaen.com/feature/bukkahakabanasp/

室町時代になると、文化の中心が、貴族から武士に移ると、書院造り建築が流行しました。書院造りとの関係が深かった生け花は床の間を飾るために行ける技術も発展していきました。その中で「立花」という生け花の様式が誕生し、現代まで続くのです。そんな生け花発展の立役者となったのが京都にある六角堂の僧侶であった池坊専慶でした。この人が「立花」という生け花の様式を確立させ、普及させたことで人々からの評判を浴び、池坊という生け花の文化を配信する団体が誕生したのです。

引用元 https://saikoku33.gr.jp/place/18

今では生け花の最大流派にまで成長した池坊ですが、実は東本願寺とも深いつながりがあるのです。それは親鸞聖人が関係していました。親鸞聖人が29歳の時に六角堂で聖徳太子の夢告を受けたことがきっかけです。その結果、親鸞聖人は新たな教えと出会うことになりました。親鸞聖人が関係している僕の母校の華道部では池坊の流派を取り入れています。

そんな仏教との関係が深い生け花。西洋のフラワーアレジメントは隙間を花などでふさいで華やかさを出す足し算の美のに対し、生け花は限られた少ない花でどのように華やかさを出す引き算の美なのです。生け花は家のインテリアにも良く、部屋に生け花を導入することにより、部屋がもっと華やかになりますよ。生けられた花を見て癒されるのも魅力です。僕も時間やお金があったら生けてみたいと思います。菊に薔薇に葉蘭、どんな植物を生けようか迷っちゃいますね!!