真珠、時々パワーストーン

真珠を中心にパワーストーンや手造りアクセサリーなどを紹介したいと思います。僕の夢は真珠で日本を救うことです。真珠が愛と調和の宝石になれるように努力します。

宝石珊瑚について

皆さんは宝石珊瑚をご存じですか。今回は宝石珊瑚について触れていきます。

珊瑚と言えばほとんどの人がサンゴ礁の珊瑚を思い浮かべるはずです。

引用元 https://ecotopia.earth/article-862/

しかし、それは造礁珊瑚であり、宝石珊瑚とはまた別物なのです。

では、宝石珊瑚って何?と思う人もいるかもしれませんので説明しましょう。

宝石珊瑚は八放珊瑚と呼ばれ、八本の枝に分かれる深海に生息する珊瑚です。その成長はゆっくりであり、長い年月をかけて成長します。

引用元 https://akatsuki-coral.jp/?pid=151142982

その成長速度は1年で0.2㎜ほどしか成長しないため、宝石にできるまでの珊瑚になるまでには数百年もかかります。それが宝石珊瑚の希少さに拍車をかけているのです。真珠が人と自然が共同して作る宝石であれば、珊瑚は自然だけが作り出す宝石なのです。近年、中国で宝石珊瑚がブームとなって、中国船が宝石珊瑚をかっさらっていく社会問題もありました。現在では宝石珊瑚を保護するために研究もおこなわれています。また、宝石珊瑚にはフ、ス、キと言ったものがあります。フは珊瑚にある白い斑点や模様を指します。これは、人間でいう骨の部分に当たるのです。

スは穴が開いた珊瑚の事を指します。海の中で、倒れた珊瑚は時間の経過と共に、色があせ、穴が開き、風化していくためです。

そして、キは傷の事で深海底から引き上げて採取する際、水圧の差で、採取時にヒビや傷が入ってしまうのが原因です。

まぁ、僕はフの珊瑚は気にしませんからね。

そんな宝石珊瑚の色ですが白やピンク、赤があります。その中でも血赤色の珊瑚は最も希少性や価値が高く、高価な珊瑚です。ジュエリーに使われる珊瑚のほとんどが血赤色の珊瑚なのです。

ちなみに僕の持っている珊瑚はピンク珊瑚のようです。

引用元 https://shogeikan.co.jp/products/detail/11190

加工法ですが、通常の丸玉に加工する他、カボション型や枝をそのまま切るといった加工法があります。

そして主に指輪やペンダントトップなどで使用されます。

引用元 https://www.rakuten.co.jp/coral-akatuki/kaiso.html

以上が宝石珊瑚についてでした。宝石珊瑚には他の宝石とは違う魅力を持っていますので是非身に着けてみてはいかがでしょうか。