昨日、友人とともに嵐山の鳥居の送り火を見てきました。すごくきれいでした。なぜ五山の送り火は始まったのか、そして人を惹きつけるのか。今回は五山の送り火について迫ります。

そもそも送り火とは何ぞや、と思う人に送り火を話しますと、お盆に帰ってきた死者の魂を現世からふたたびあの世へと送り出すために焚かれる火です。送り火と言えば京都を思う人が多いですが、送り火は全国で行われています。

では、本題に戻りましょう。なぜ五山の送り火は始まったのかというと、盂蘭盆会や施餓鬼の行事として先祖を見送るために始められたようです。そして、時期については憶測ではありますが、平安時代から行われているとのこと。京都とともに歩んだ長い歴史がありますね。そして、以前の送り火は点火時刻がバラバラだったようです。現在では五山の送り火は京都のシンボルとしてカーナビの県境表示のイラストにも採用されるほどです。

では、なぜ花火とは違い、普通の炎でもある五山の送り火は人を惹きつけるのでしょうか。夜の暗闇に浮かぶ炎で描かれた文字はなんだか幻想的な雰囲気にさせます。そして、そのぼんやりとした炎の美しさから人々を惹きつけたのでしょう。人は明るいものに惹きつけられる傾向があるようです。不思議ですね。

そして、送り火の後の消し炭も厄除けや無病息災のご利益があるそうで、お守りにも使われるようです。中には薬として使われていたんだとか・・・
