皆さんは小正月をご存じですか。小正月は1月15日に行われる行事で1月1日の正月とは違い、知らない人もいるかもしれません。今回は小正月について触れていきます。
小正月は正月を締めくくる行事です。角松やしめ縄などの正月飾りを燃やすどんと焼きなどが行われます。なぜ正月飾りを燃やすのかというと、年神様を見送ると共に五穀豊穣、商売繁盛、家内安全、無病息災を願うからです。場合によってはどんと焼きで焼いたお餅や団子を食べることもあるようです。また、どんと焼きの灰を持ち帰って自宅の庭などにまくと、家族に関するご利益が受けられるそうです。
また、小正月には鏡開きを行います。これは、正月期間中にお供えしていたお餅を下げて食べやすく開くという風習です。 下げたお餅は木槌で叩いて砕き、食べやすい大きさにしてからぜんざいなどに入れるそうです。これは、ぜんざいに鏡開きの餅を入れて食べると神様の力を分けていただくことになり、ご利益が得られるそうです。