今日、祇園祭の鉾の曳き初めに参加してきました。さて、祇園祭の鉾にはそれぞれ、名前の由来があることをご存じでしょうか。そこで今回は祇園祭の鉾のそれぞれの由来について語っていきたいと思います。

まずは祇園祭のリーダー鉾、長刀鉾からです。この長刀鉾は鉾の先端に疫病邪悪を祓うための大長刀が飾られていることに由来しているようです。この大長刀は、平安時代の名工・三条小鍛冶宗近が娘の病気平癒を祈願して八坂神社に奉納したものとされています。

次は鶏鉾です。この鉾の由来は平和が長く続き、訴訟のために設けられた太鼓が一度も打ち鳴らされることもなく、草木が茂って鶏が巣を作ったという中国の古い伝説から来ています。そのため、鉾には鶏卵をかたどった円形や雌雄の鶏が飾られているのが特徴です。

次は菊水鉾です。この鉾の由来は菊水の井という名水に由来しているようです。この井戸は能の演目にもなっており、鉾にも金色の大きな菊があしらわれ、不老長寿・商売繁盛のご利益があるとされています。

次は函谷鉾です。この鉾は鶏鉾と同じ、中国の伝説から来ています。斉の孟嘗君が秦の国から脱出する際、夜間は開かないはずの関所を、家来が鶏の鳴き声をまねて門を開けさせ、無事に難を逃れたということから来ているようです。ある意味、鶏鉾とは親戚という感じでしょうか。

次は月鉾です。この鉾の由来は夜を支配する神である月読尊、そして、放下鉾は放下僧をそれぞれ祀っていること、そして、行列の最後を行く船鉾は神功皇后が懐妊中に男装して海を渡り、見事勝利したという伝説から来ています。

以上が祇園祭の鉾のそれぞれの意味についてでした。鉾の写真を撮ったり、屋台で色々するのも楽しいですが、祇園祭の鉾の名前の由来を知ると祇園祭がもっと楽しくなるかもしれません。