真珠を作る貝といえば皆さんはアコヤガイとクロチョウガイ、シロチョウガイ、マベガイがありますよね。これらの貝は美しい光沢を持つ貝殻からできるだけで、実はどんな貝でも真珠ができるんです今回は意外な貝の真珠を見ていきましょう!!
そもそも、何で真珠ができるのかをおさらいしておきましょう。貝には外套膜と呼ばれる貝殻を作る器官があります。その貝の中に異物が入ると稀に外套膜がちぎれて異物と共に中に入ることがあります。その外套膜のかけらが増殖して異物を包み込み、真珠質と呼ばれる分泌液を出し、それが長い期間をかけて層になったものが真珠です。
では、珍しい真珠を見ていきましょう。
まずは、皆さんおなじみのホタテから取れる真珠です。ホタテからはこんな真珠が取れます。
なんとも白い真珠ですね。この真珠はスキャロップ・パールとも呼ばれ、極まれに見かり、高品質なものだとなんと100万円以上で取引されることもあるようです。最近ではこの真珠がジュエリーになることがあります。結構珍しい真珠です。
次はアワビから取れる真珠です。アワビからはこんな真珠が取れます。
何とも綺麗な真珠なんでしょう!!このアワビから取れる真珠はアバロンパールとも呼ばれ、結構美しく、需要があって高値で取引されるそうです。貝殻にくっついている場合が多いのでアワビを食べた際には貝殻をチェックしてみては。
次はホンビノスガイから取れる真珠ですホンビノスガイからはこんな真珠が取れます。
なんとも魅惑のある色合いでしょう。この真珠はグオホッグ・パールとも呼ばれ、1万ドルという高値で落札された件があります。当時の人たちは驚いていたそうです。
いかがでしたか。他にもシャコガイやタイラギカイ、カキからも真珠が見つかっています。みなさんも貝を食べた時に探してみては。